隅田公園の説明
隅田公園は、東京都を流れる隅田川 の川岸に沿って広がる大きな「水辺の都市公園」です。
墨田区（向島側）と台東区／浅草側（花川戸・浅草付近）の両岸にまたがっており、両岸を含んだ広域の緑地空間として親しまれています。
特に春は桜の名所として知られ、川沿いに桜並木が延々と続く景色は多くの人を惹きつけます。
夜には桜のライトアップが行われることもあり、「お花見スポット」として有名です。
また、川と公園が近接しているため、川風を感じながら散歩やジョギングを楽しむ人、レジャーシートを広げてピクニックをする人、あるいは対岸に見える東京スカイツリーを眺めながら写真を撮る人など、さまざまな楽しみ方ができる場所です。
さらに、かつてこの地には大名屋敷や庭園があった歴史があり、公園の一部にはその遺構を活かした池や日本庭園風の景観も残されています。江戸時代から続く「水辺と緑」の風景と、現代の都市景観が融合した、公園としてだけでなく歴史と文化の息吹を感じられるスポットです。
隅田公園の読み方
「隅田公園」の読み方は、すみだこうえん です。
隅田公園の開園年
隅田公園の、現在の公園としての開園年月日は、昭和6年（1931年）3月24日です。
面積は約82,025.55平方メートルで、都市公園として指定されている「風致公園」のひとつです。
隅田公園の最寄り駅
隅田公園へアクセスしやすい代表的な最寄駅は以下のとおりです
都営浅草線／東武スカイツリーライン または東京メトロ銀座線の 浅草駅 — 駅から徒歩およそ5分。
都営浅草線の 本所吾妻橋駅 — 公園に比較的近く、アクセスに便利です。
また、東武スカイツリーラインの東京スカイツリー駅も比較的近く、公園の墨田区側エリアへのアクセスに使われます。
目的とするエリア（浅草側 or 向島側）によって最寄駅は変わるため、訪問前に地図で入口を確認するのがおすすめです。
隅田公園のアクセス
電車・徒歩でのアクセス
浅草駅から：駅から徒歩約5分で、隅田川沿いの公園エリアに到着します。浅草のにぎわいを抜けてすぐ川沿いの落ち着いた空間に入れるため、観光のついでに立ち寄りやすい立地です。
本所吾妻橋駅から：こちらも徒歩数分で公園にアクセス可能。墨田区側の向島エリアに近いため、スカイツリー寄りの散策や隅田川沿いの散歩に便利です。
東京スカイツリー駅から：公園の北または墨田区側エリアへのアクセスに使われ、散歩や川沿いの散策、写真撮影に便利な入り口があります。
車・駐車場を使う場合
公園には専用駐車場が整備されており、向島側にある「隅田公園自動車駐車場」が利用可能です。
隅田公園の駐車場の有無
隅田公園には 専用の駐車場があります。名称は「隅田公園自動車駐車場」で、向島5丁目あたりに位置しています。
収容台数は比較的少なく 5台分。
入出庫可能時間は 7:30〜18:30。夜間留置も可能ですが、制限や追加料金があります。
駐車料金は、最初の30分は無料、それ以降は30分ごとに課金（例：30分毎に400円など）となっています。
障害者用スペースおよび障害者用トイレもあり、バリアフリー対応となっています。
車で訪問する場合はこの駐車場を目安にするか、周辺のコインパーキングを併用するのが現実的です。ただし台数が少ないため、満車の可能性を考慮する必要があります。
隅田公園の入園料
隅田公園は都立・区立などの「公共公園」であり、入園料・入場料は不要です。公園内の散歩や自然観賞、川沿いのベンチ利用など、料金なしで楽しめます。
隅田公園の開園時間
隅田公園は 「常時開園」 で、門扉などによる開閉時間の制限は特に設けられていません。
ただし、公園の一部施設（トイレ、公園センター、駐車場など）は、利用時間や入出庫時間が定められていることがあります。
特に駐車場は7:30〜18:30の時間帯が基本であるため、車で訪れる場合は時間を意識する必要があります。
隅田公園の休日
隅田公園は休園日なしで、年中無休です。
天候や災害など特別な事情を除き、いつでも入園・散策できます。
ただし、公園内の駐車場や一部施設、管理事務所などは、利用時間や休業日の設定があることがありますので、特定のサービスを利用する場合は事前に確認するのが安心です。
隅田公園の住所
隅田公園の墨田区側の主な住所は
〒130-0033 東京都墨田区向島1丁目〜2丁目、5丁目の地区にまたがっています。
また、台東区側（浅草・花川戸エリア）も含めると、公園は川沿いに広く伸びており、遊歩道や橋を通じて両岸を行き来できます。
隅田公園の電話
隅田公園についてのお問い合わせは、公園を管理する区の窓口または指定管理者経由となります。
公式な案内として、管理やイベント、駐車場利用、施設貸出などに関する問い合わせ先は、すみだパークマネジメントグループ（2025年4月から指定管理者）および地域の公園課になります。
隅田公園の公式サイト
隅田公園 公式サイトは sumidapark.jp および sumidapark.jp/en （英語版）です。
このサイトでは、公園の施設案内、駐車場情報、利用案内、イベント情報、指定管理者に関する情報などが掲載されています。写真や地図、アクセス情報もあり、訪問前の確認に便利です。
また、公式SNS（Facebook、X、Instagram）も運営されており、公園の最新ニュースや季節の見どころ、イベント案内などを発信しています。
隅田公園の関連情報
桜の名所：川沿いに約700本以上の桜の木が並び、春には「桜並木＋隅田川＋スカイツリー」の風景が広がります。夜桜のライトアップや川岸からの眺望も人気です。
季節ごとの自然の表情：春の桜だけでなく、梅、紫陽花、水辺の緑、秋の紅葉など、四季折々の景色を楽しめます。夏には水辺の涼やかな風、秋には川風と落ち葉、冬の静けさなども味わえます。
東京スカイツリーを背景にした景観スポット：公園の川岸や橋からは、東京スカイツリーを背景に写真を撮る人が多く、観光スポットとしても人気です。特に桜とスカイツリーを一緒に写せるビューポイントは好評です。
水上クルーズとの組み合わせ：隅田川を走る遊覧船や屋形船、水上バス（ウォーターバス）との相性が良く、公園散策と水上観光をセットで楽しむ人も多いです。桜の時期や夏の花火大会のときには、川上から眺める景色は格別です。
イベント・文化活動：春の桜まつり、夏の花火大会、その他季節イベント・催し物などが開かれることがあります。地元住民や観光客が集まり、にぎわいを見せる場でもあります。
遊具や子ども向け施設の整備：子どもが遊べるブランコや砂場、広場、ベンチ、トイレ、バリアフリーの設備も整っており、家族連れにも利用しやすい公園です。
隅田公園の地図
地図で確認すると、隅田川に沿って南北に細長く広がるのが隅田公園の特徴です。墨田区側（向島1〜2丁目・5丁目あたり）と台東区／浅草側（浅草、花川戸あたり）の両岸にまたがっており、川にかかる複数の橋—例えば吾妻橋、言問橋、桜橋 など—を軸にしてアクセスできる構造です。
また、公式サイトにはインタラクティブな地図があり、公園内の施設位置、駐車場、トイレ、公園センターの場所などを確認できます。駐車場を利用する場合や、目的の入口・エリアを探すときに便利です。
