浅草寺の説明
浅草寺は、東京都台東区浅草にある仏教寺院で、東京で最も古い寺院のひとつとされています。
通称「浅草観音」とも呼ばれ、ご本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)です。
浅草寺の参道「仲見世通り」や、雷門、大本堂、五重塔などの建物・仕組みは、観光名所としても非常に人気があります。
また、年間の参拝者数は数千万人規模と言われ、日本各地から信仰と観光目的で訪れる人が絶えません。
浅草寺の読み方
「浅草寺」は せんそうじと読みます。
浅草寺の建立年(創建年)
浅草寺の起源(伝承)は、飛鳥〜初期の時代にさかのぼります。
公式には 628年(推古天皇36年) に檜前浜成・竹成の兄弟が隅田川で観音像を網で得たという伝説を起源としています。
ただし、実際の堂宇建立や整備はその後の時代を経ており、幾度も再建がなされてきました。
また、境内の門(例えば雷門・宝蔵門など)は後世に再建を重ねています。
浅草寺の最寄り駅
浅草寺の最寄り駅・最寄り路線としては、以下の路線・駅が代表的です。
・東京メトロ銀座線「浅草駅」
・都営浅草線「浅草駅」
・東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「浅草駅」
・つくばエクスプレス「浅草駅」
これらの駅から、徒歩で5分前後で参道入口(雷門)までアクセス可能です。
浅草寺のアクセス
浅草寺への主なアクセス方法は以下のとおりです。
・鉄道や地下鉄:先述の最寄駅(銀座線・浅草線・東武・つくばエクスプレス)を利用し、駅から徒歩5分程度です。
・バス:都営バス、京成タウンバス、台東区循環バス「めぐりん」などが浅草周辺を走っており、浅草寺近辺のバス停を利用します。
・車:浅草寺には敷地内に専用大規模駐車場はないため、周辺のコインパーキングや区営駐車場を利用する形になります。
・水上交通:隅田川方面からの水上バスを利用して浅草側の桟橋に着岸、その後徒歩で浅草寺へ向かうルートもあります。
浅草寺の駐車場の有無
浅草寺そのものには 専用の大規模駐車場はありません。
ただし、近隣には以下のような駐車施設があります。
・雷門地下駐車場(区営):雷門正面にある区営駐車場。混雑する時間帯があります。
・周辺の民間コインパーキング、時間貸駐車場:浅草寺周辺には徒歩数分圏内のコインパーキング多数あります。
したがって、自家用車で訪問を計画するなら、事前に近隣の駐車場を確保・確認することをおすすめします。
浅草寺の拝観料(参拝料)

浅草寺の通常の本堂参拝や境内見学に関しては、基本的に拝観料は不要(無料)とされています。
ただし例外として、以下のケースにおいて有料となることがあります:
・特別公開・有料拝観時期(たとえば伝法院庭園など、普段非公開の堂宇・庭園など)
・各種特別拝観・展示などの際には別途料金が発生することあります。
拝観料がかかるかどうかは、該当する施設・時期ごとに要確認です。
浅草寺の拝観時間(開堂時間/拝観可能時間)
浅草寺本堂の開堂時間(参拝可能時間)は、季節によって次のように変わります。
・4月~9月:午前6:00 〜 午後17:00
・10月~3月:午前6:30 〜 午後17:00
また、年末年始・特別期間(12月31日・元旦など)は別時間になることがあります。
例えば、12月31日は 6:30〜19:00、元旦は 0:00〜20:30 の時間で開堂される案内があります。
なお、境内自体は日没後も開放されている場合があり、夜間のライトアップ鑑賞などを目的とする人もいます。ただし、本堂・内陣への参拝は上述の開堂時間内となります。
浅草寺の休日(休業日)
浅草寺には基本的に 定休日はありません(無休で開かれている) とされています。
ただし、施設整備・行事などの都合で一時的に拝観を停止する場合があり、その際は公式サイト等で案内されることがあります。
浅草寺の住所
浅草寺の住所は東京都台東区浅草2-3-1です。
浅草寺の電話番号
浅草寺の代表問い合わせ番号は03-3842-0181です。
浅草寺の公式サイト
浅草寺の公式ウェブサイトは https://www.senso-ji.jp/?utm_source=chatgpt.com になります。
この公式サイトには、寺の縁起、交通案内、境内案内、行事予定などが掲載されています。
浅草寺の関連情報(見どころ・行事・文化財など)
浅草寺には歴史・文化・行事など、多くの関連情報があります。
見どころ・境内構成
・雷門(風雷神門):浅草寺の正門。正式名称は風雷神門。大きな提灯と風神・雷神像が特徴。
・仲見世通り:雷門から宝蔵門に続く参道で、お土産物屋・和菓子店が軒を連ねる通り。
・宝蔵門(旧仁王門):仲見世を抜けた先の二重門。仁王像などが安置。
・本堂(観音堂):ご本尊の聖観世音菩薩を祀る中心堂宇。過去に焼失と再建を多く繰り返してきた歴史を持つ。
・五重塔:境内の目立つ塔。現在のものは戦後に再建された構造。
・伝法院:浅草寺の本坊。庭園は普段は非公開だが、特別公開されることがあります。
・その他、影向堂、薬師堂、淡島堂、銭塚地蔵堂など、複数の堂宇・仏像が境内に点在。
行事・祭礼
浅草寺・関連寺社では、年間を通じて多くの伝統行事が行われています。
・三社祭(5月):浅草神社の例大祭。浅草寺周辺も祭礼行列などで賑わいます。
・四万六千日(しまんろくせんにち)(7月9日・10日):この日に参拝すると、通常よりも多くの功徳があるとされ、参拝者が増えます。
・菊供養・金龍の舞:10月18日など、菊供養と舞の奉納が行われることがあります。
・除夜の鐘・新年大祈祷会:年末年始の行事も盛んです。
・写経供養会・披講会など、仏教・信仰に関する会合・行事も行われます。
文化財・宝物
浅草寺は多くの文化財・宝物を有しています。
・浅草寺内には法華経(平安時代作)が所蔵されており、国宝とされています。
・古い絵巻、縁起物、浮世絵資料など多数所蔵。
・二天門は重要文化財の指定を受けています。
御朱印・授与品
浅草寺では、御朱印を授与しています。授与時間は午前8時から午後4時30分までです。
・授与所・御朱印受付場所は、本堂向かって左側の影向堂(ようごうどう)。
・お守り(交通安全、健康祈願など各種)も授与されています。
浅草寺の地図
浅草寺の位置を地図で示すと、東京の台東区浅草 2-3-1 に所在しています。
地図上では、隅田川の近く、浅草地区の中心部に位置し、雷門・仲見世通りを入口として境内が広がります。

