皇居の説明
皇居は、現在の天皇陛下および皇族の住まいおよび宮殿がある場所で、日本国の象徴ともなっています。
もともとは江戸時代の徳川幕府の居城であった 江戸城 の跡地を利用しており、明治以降、皇室の御所として整備・改修されてきました。
皇居の敷地には、宮殿(公的儀式を行う建物)、皇室の住居、宮内庁関係庁舎、紅葉山御養蚕所、庭園(例えば「皇居東御苑」)などがあります。
皇居の一部、特に「皇居東御苑」および「皇居外苑」は一般に自由に散策できる区域として公開されています。ただし、宮殿部分や内部は通常は立入制限されており、特定の日(天皇誕生日・新年一般参賀など)には一般公開が行われます。
皇居の最寄り駅
皇居周囲・東御苑へのアクセスの観点から、主な「最寄駅」は以下のとおりです
大手門方面 地下鉄 大手町駅(C13a 出口) 約200m、徒歩約5分
平川門方面 地下鉄 東西線 竹橋駅(1a 出口) 約200m、徒歩約5分
北桔橋門方面 東西線 竹橋駅(1a出口) 約400m程度、徒歩約5分
上記のように、複数の駅が皇居周辺にあり、行きたい門・入口によって最寄駅が変わります。
皇居のアクセス
皇居へのアクセス手段は主に公共交通機関(鉄道・地下鉄・徒歩)を使うのが一般的です。
・東京駅から徒歩で来ることも可能。丸ノ内北口から約15分程度。
・地下鉄を使えば、たとえば大手町駅、竹橋駅、二重橋前駅などからアクセス可能。
・公共バスを使う方法もありますが、混雑具合や乗り換えの便も勘案が必要です。
・皇居外苑・東御苑は比較的アクセスが良いので、観光や散策にはこれらを起点とするのが便利です。
なお、自家用車で乗りつけるルートは制限されていたり、駐車場がない・非常に限られていたりするため、車利用はあまり一般的ではありません
皇居の駐車場の有無
皇居周辺には、観光客向けに「専用の大規模駐車場」が整備されているわけではないです。
・宮殿内部・皇居敷地内の主要部(皇居内部)は公開制限区域であり、一般車の駐車は禁止されています。
・観光や散策目的で訪れる人は、近隣の有料駐車場(コインパーキング、地下駐車場など)を利用することになります。
・ただし、参観ツアー(皇居内部参観)へ行く場合、案内される入口近くまでバスなどで乗り入れられることもありますが、それが駐車場という形での一般利用を意味するわけではありません。
・公式な情報源(宮内庁・参観案内等)には、皇居内部に専用駐車場ありとの明示的な案内はありません。
したがって、自動車で訪問する場合は、周辺の公共駐車場を活用する前提で計画したほうがよいです。
皇居の住所
皇居の住所は東京都千代田区千代田1-1です。
皇居の地図
皇居は東京の中心部、千代田区に位置し、周囲をお濠・堀や緑地・公園が取り囲んでいます。
皇居東御苑(旧江戸城本丸・二の丸など跡地)は内部の庭園区域として開放されており、いくつかの門(大手門、平川門、北桔橋門など)が入口となっています。
皇居外苑や皇居周囲の散策路(お濠沿いなど)も地図上にわかりやすく描かれており、散策・ウォーキングをする人向けのルートが確認できます。
皇居ウォーキングの歩く距離
「皇居ウォーキング」と呼ばれる散策・ウォーキングのコースは、一般に「皇居の外周を一周する道」が使われることが多く、その距離は約5kmとなります。
この5kmという距離は、ランニングコース(“皇居ラン”と呼ぶこともある)として設定されていることが多いルートをベースにしています。
ただし、歩くルートを短めにする、途中で入り口から出て一部だけ歩く、などのバリエーションをとる人もいます。
皇居ウォーキングの歩く時間
時速4〜5km程度(ゆったり~普通ペース)で歩く場合:約1時間〜1時間15分程度になります。
速歩き(少し速めで歩く)であれば、50分台前半~1時間弱になります。
皇居ウォーキングの消費カロリー
消費カロリーは体重・歩行速度・アップダウンなどの条件により大きく変動します。以下はあくまで目安・概算としての考え方になります。
5kmを歩いた場合、体重60kgの人が普通歩行(ゆっくり)で歩いたと仮定すると、200〜300kcalと想定されることが多いです。
皇居ウォーキングの順路

千代田区のホームページによると、皇居周辺歩道利用マナーは「ランナー・ウォーカーは反時計回り」となっていますので、反時計回りの順路を紹介いたします。
1.“二重橋前”や“桜田門”側からスタート
2.皇居外苑方面へ進む
3.大手門を通過(立ち寄る方はここで東御苑を散策)
4.千鳥ヶ淵沿いを通る
5.半蔵濠沿いを通って半蔵門を通過
6.大手門・二重橋方面へ戻る
7.スタート地点に戻ってゴール
この順路を基本に、好きなエリアで観光・食事を組み込むことで、より自分らしいウォーキングが実現します。


